悪魔変身入れた方がいいのでだれかスパチャして

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僕が好きなのは環境に刺さる山を掘り当てる行為なので多分カードゲームよりブランチマイニングとかしてる方が肌に合うんですよね。


こんにちは。
好きなカードを求めて蔦ごもりをしているあるさんです。


本日はなんで今の蔦の魅力を主要なデッキタイプとともに解説していきます。

 

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なんなんすかねこれ冬優子ちゃん。
Tier2までに17デッキが記録される環境はそうそうありません。多くても8個とかでしょう。
ワイルドフォーマットはパワーの高いカードが多く主役になれるカードが多いため稀にこういうことが起こります。
全ヒーローで1回勝利するまでのタイムを計る通称「アイアンマンチャレンジ」が行われたりするのもこのためです。
そもそもアイアンマンチャレンジでカードゲームの用語じゃ無いしカードゲームでできるのは異常事態です。


パッチ17.2まではクエストメイジの一強環境と言われていたため僕は喜んでクエストメイジを作りましたがちょこちょこ負けますしデッキの構造上の弱点が見てえてきたため1デッキで勝ちきることを諦めました。


カードゲームにおいてデッキ、カードのパワーは大事な要素ですがデッキの構造上解決できない問題というものがあります。
レシピとともに見ていきましょう。

 

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エスト「ウェイゲートの開門」での追加ターン獲得、勝利を目指すコンボ型のデッキです。
以前までは「魔法使いの弟子」を「鋳造」「似姿」などで4枚並べ「大魔術師アントニダス」による無限ファイアボール生成で勝利する山でしたが現在は「魔力の巨人」「マナの巨人」を複数並べ追加ターンで殴りきる山になっています。
アグロ相手には「フレイムウェイカー」による盤面クリアと素出し巨人で勝つというプランをとります。
「マナの巨人」の追加により「魔力の巨人」だけでは削りきれなかったライフを落とすことができるようになりコンポパーツとしての柔軟性が高いこちらが主流となっています。
強みはコンボデッキらしく自分より遅い山への安定した勝率です。
「ウェイゲートの開門」の達成条件、ゲーム外カード8枚は6枚の頃と達成したい相手にはそれほど変わらずアグロ相手のプランには影響しないのであまり影響がありません。
エストを達成するより巨人をハンドに溜め込む速度が間に合わないことの方が多いです。


一見完璧に見えるこのデッキですがその構造上の問題とは「軽量除去を搭載できない」ことにあります。
先程はクエストの達成が容易だ、と言いましたがそれはこの構築が容易にしているのであって軽量除去を差し込みたいスロットには「始原の秘紋」や「魔術のタネ」と言ったデッキを回すパーツが入っています。
ここから軽量除去を発見するかデッキを回す能力に長けたミニオンでのトレードで序盤を凌ぐことになります。
「フレイムウェイカー」のコンボでの盤面クリアは弟子を絡めると最速でも6〜7マナを要するためそれまでに顔をつめ切られていると流石に厳しいです。
軽量除去を搭載するとアグロにも微妙、コントロールには巨人を引き込むための手札スペースがなくなり勝てなくなるという最悪のゴールが見えています。ここで僕は研究を「このデッキを神のデッキにすること」から「流行りにあったデッキを握る」にシフトしました。


次のデッキに行きましょう。

 

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ワタリガラス年の象徴「奇数」とドラゴン年の象徴「デーモンハンター」が奇跡のマリアージュを果たしました。
1コスト2点というコスト効率の高いヒーローパワーで相手のミニオンを一方的に屠り倒し自分の成長ミニオン「バトルフィーンド」や「ヘンチクランのゴロツキ」などを何ターンか生存させることで勝つアグロタイプのデッキです。
実質偶数奇数どっちも達成してるような山なのでヒロパの重要性は全盛期の偶数奇数山より高いです。引きに影響されない神の力を存分にふるっていきましょう。
ミニオンでのトレードを否定することで自身のミニオンを守り通す、というコンセプトのデッキなのでミニオン同士のトレードを要求するアグロ同系には強くアグロデッキの構造上上記のクエストメイジのようなコンボデッキにも強いですがそもそもミニオンでのトレードを視野に入れていない除去が強いコントロールデッキ「レノプリースト」や神のヒロパですらどうしようもない理不尽な動きを持った山「ハンドバフパラディン」などに不利が付きます。

 

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コントロールでありながら捌ききるだけではない明確な価値筋を持った歴代でも最高の芸術品「レノプリースト」です。
最高性能の除去でゲーム展開を後ろに引き伸ばしながら「縛鎖のラザ」「影刈りアンドゥイン」のヒーローパワーでライフを削り落とします。
構造上コンシード必須なレベルの装甲を積むことができる「翡翠ドルイド」や「奇数ウォリアー」、相手の方が勝利条件の達成が早い「クエストメイジ」「メックトゥーンウォーロック」に不利がつきますがデッキパワーが高いのでロークデッキに強いという長所を持ちます。

 


このように私がカードゲームの良環境の一つと考える「三つ巴」が綺麗に成立しているのです。
その上この3つのデッキは例としてあげたに過ぎず特殊勝利、アグロ、コントロール、そしてそれら全てに勝てるが負けるコンボ系のデッキがひしめき合って前述の17デッキ環境が成立しています。
ずっとハースストーンをやってきた人間からしたら垂涎の最強カードたちが手を組んだ山があったり誰も見向きもしなかったのにコンボで輝き始めたカードがあったりとハースストーンそのものが好きなら是非触って欲しいような世界があります。
たしかに環境調整の難しさから競技シーン向けではないかもしれませんが魅力的な世界が広がっています。

 

 


以下主要デッキ紹介です。気になる人は読んでください。

 

地上最強のデッキが見たいか〜〜!!!


注目カードは3、4枚目のファイアボール「雲の公子」とぶっ壊れドローソース「アルネス」
歴代最低難易度のクロックデッキ 「秘策メイジ」!


注目カードは令和のパッチーズ「パラシュート・パイレート」とワイルドの申し子「艦載砲」
キングオブフェイス、ヒロパなんかクソ食らえ「海賊ウォリアー」!


注目カードはじゃぶじゃぶドロー「グルダンの手」
人生を小出しに賭けるこのヒリヒリ感がたまらない「ディスカードズー」!


注目カードは「ケルサスサンストライダー」と「過剰繁殖」全てが究極!ルールすら超えていく!
ベンの娘が生み出した邪悪「翡翠ドルイド


注目カードは「運び屋の走り」
ありえないスタッツを合体させて最速ゴールを叩き込む「ハンドバフパラディン」!

 

若き王者が帰ってきた!どこに言ってたんだチャンピオン!!!!!
ハースストーンはここから戻れない道を歩み始めた!最強のユーザーデッキ「キューブロック」!

 


ちなみに僕がよくぶつかるのはズーとメックトゥーンウォーロックと秘策メイジです。自分のランク帯や時間を判断してデッキを握りましょう。